menu

アートでミックスする臨海部と山間部

住宅密集地の臨海部と過疎の山間部を結ぶ方法とは?

市原市は千葉県の市町村で最も大きな面積を有する自治体。過去に製造品出荷額が豊田市に次いで全国第2位にもなった工業都市という北部(東京湾に面した臨海部)と農村地帯や養老渓谷等がある南部(房総半島の中央部の山間部)の二つの顔を持っている。そんな市原市の南部で展開された「いちはらアート×ミックス」は美しい里山や廃校を舞台にした現代アートの祭典。人口減少・少子高齢化が進み、小学校の統廃合などの課題が発生している市原市南部地域を活性化させるために2014年に1回目の開催がされた。

2回目の開催となった2017年は、廃校を舞台に、地域の人々が参加し取り組むプロジェクトを数多く用意し、作品制作や飲食等の来場者へのサービス提供の開発に取り組んだ。これまで、外からの人を受け入れる機会が少なかった南部地域の人々の新しい取り組みが、眠っていた地域の魅力を育て、外からの来訪者の受入れる方法のモデルケースを生み出し、市外や市内北部との人的交流を生み出した。その過程で、地域づくりに積極的な人材が多く発掘された。また、このアートイベントを通して、初めて南部を訪れた北部住民も多いという。

アートを創造するプロセスで里山の魅力の具現(見える)化を進め、受け入れ体制を整備して市民の交流を活発化したのだ。

都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

IMG_0441

千葉県市原市の五井駅から夷隅郡大多喜町の上総中野駅までを結ぶ小湊鉄道。

お電話でのお問い合わせ

03-5232-6866

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォームへ

関連記事

  1. 下町から学べる「地域の誇り」と「住んでよし訪れてよし」

    自分の住む町会の名前を背負って歩く深川地区の人々観光庁は「観光地域づくり」の理念を「住んでよし、…

  2. 駅前のコンビニ空き店舗にみんなの店を作る

    地域産品やオリジナルメニューが地域住民を繋ぐ。JR黒田原駅前に、いかにもコンビニエンスストアであ…

  3. 港の食堂1つで地域のイメージを変えることもある

    市民にすら知られていなかった水産業はなぜ再認識されたのか?神奈川県平塚市は湘南地区に位置する。湘…

  4. 技術が日本を代表する地域ブランドを支える

    宇治が日本を代表するお茶のブランドになったのは髙い技術から。近畿農政局が「食と農」に関わる体験型…

  5. モニターツアーを円滑に実施する。

    参加者を確保するだけではなく、大きな効果を生み出すモニターツアー。観光地域づくり、特産品ブランド…

  6. 農家のブランドを示す商品

    象徴的な1つの商品で表現する。「自然野菜のら」は千葉県我孫子市の畑で土作りにこだわり、農薬・化学…

  7. 地域アイデンティティを視認するアイコンを史跡から

    「足たび 学び舎のまち足利」を伝える漢字2文字栃木県足利市は、室町幕府を開いた足利氏発祥の地。八…

  8. シンボルを広場に設置する。

    商業施設と公園の官民連携が「七重の塔」を誕生させた。神奈川県海老名市は東京から50km(小田急線…

PAGE TOP