menu

シンボルを駅に設置する。

駅は玄関であり来訪者との接点。

白河関は奥州三古関のひとつに数えられている国指定史跡。奈良時代から平安時代頃に機能していた国境の関で、蝦夷(えみし)の南下や人、物資の往来を取り締まる機能を果たしていたと考えられている。東北新幹線の新白河駅構内には白河関のシンボル造形物が設置されており、改札口を通る前に、来訪者は、この関の門をくぐる。そこで、白河市の歴史と場所を知る。バナーに表現された「これより≪みちのく≫」の文字通り、この駅は、東京から向かって最初の東北地方(福島県)の駅にあたる。

たった一つのシンボル造作物が、この地域の多くを語っているのだ。

都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

JR東日本 新白河駅

お電話でのお問い合わせ

03-5232-6866

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォームへ

関連記事

  1. ゆるキャラ集合で広域連携を伝える。

    ゆるキャラ大集合イベントが興味を喚起する。自治体単独ではなく、複数の自治体が合同で地域ブランドの…

  2. アートでミックスする臨海部と山間部

    住宅密集地の臨海部と過疎の山間部を結ぶ方法とは?市原市は千葉県の市町村で最も大きな面積を有する自…

  3. 食で伝える二宮尊徳翁の教え

    偉人の教えを物語で説明するよりも、食で説明するカフェメニュー二宮尊徳が活躍した江戸時代末期は人口…

  4. 地域アイデンティティを視認するアイコンを史跡から

    「足たび 学び舎のまち足利」を伝える漢字2文字栃木県足利市は、室町幕府を開いた足利氏発祥の地。八…

  5. 京都市のイベントがクリスマスや桜の季節に行われない訳

    リピーターを増やす観光イベントの在り方。日本最大の観光都市である京都市では、様々な観光イベントが…

  6. 商店街、商工会と制作会社がつながり生まれたガルパンブーム

    地元が楽しければ外から人がやってくる。「ガールズ&パンツァー」通称ガルパンは、戦車に乗った女子高…

  7. 地域イベントで地元にブランドを浸透させる。

    地域の食イベントが地元のファンを創る。全国各地でマルシェや産直販売イベント、もしくは、イベント会…

  8. 地域づくりはコミュニティづくり

    街づくりの集大成は神社の復活だった日本橋が変わった。平日はビジネスマンが行き交い、休日は百貨店に…

PAGE TOP