menu

食提供で観光施設が変わる。

ばら寿司とぼたもちで女性に人気に

豪商 稲葉本家は織田信長家臣、美濃の稲葉一族の末裔と言われ、江戸時代には京都府の日本海側に位置する京丹後市の久美浜で廻船業を営み、沿岸交易によって巨富を得て、付近諸藩の金融を独占した。今、残っている邸宅は明治時代に建てられたもの。かつては、建物の見学のみを受け付けていたが、現在では、丹後のばら寿司定食(ぼた餅1個付)等を提供。今では、地域の食を味わえる和カフェとしても女性の人気を集めている。

食の提供により、建物の位置づけが大きく変わる。女性観光客からは来訪の目的地に選ばれ、提供する食は地域産品ブランドとしての理解をされやすいのだ。

都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

丹後のばら寿司定食(ぼた餅1個付)

雪の豪商稲葉本家

 

お電話でのお問い合わせ

03-5232-6866

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォームへ

関連記事

  1. いわしが伝える地域のアイデンティティ

    地域はいわしと共に生きてきた。千葉県の九十九里浜では江戸時代からいわし漁が盛んだ。地域に伝わる料…

  2. シンボルを広場に設置する。

    商業施設と公園の官民連携が「七重の塔」を誕生させた。神奈川県海老名市は東京から50km(小田急線…

  3. 「天の川」が流れるまち

    七夕まつりがまちの顔に千葉県茂原市で行われる茂原七夕まつりは千葉県では最大の祭り。千葉県内の行祭…

  4. 店頭を新たな産品ブランドで埋める方法

    「とちおとめ」から「スカイベリー」へ。地域産品ブランドと土産物菓子のタイアップは、地域産品ブラン…

  5. ブランドを伝えるタイアップ手法

    信頼を何で伝えるのかが重要。地域ブランドの信頼性を「どのように伝えるか」、地域ブランドに「どのよ…

  6. クリスマスイルミネーションで地域を表現

    富士山は誰のものかを主張「富士山論争」というものがある。山梨県が「富士の国」を自称し、静岡県は「…

  7. 美味しい水の街を駅前で伝える

    日本一の湧水巡りを出来る街神奈川県秦野市は2015年に環境省が名水百選選定30周年の記念で開催し…

  8. 東京で伝えなくても伝えられる場所はある。

    アウトレットパークで開催される地域ブランド販売催事新春セール時期に茨城県阿見町のあみプレミアム・…

PAGE TOP