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港の食堂1つで地域のイメージを変えることもある

市民にすら知られていなかった水産業はなぜ再認識されたのか?

神奈川県平塚市は湘南地区に位置する。湘南といえば、しらすが名物だが、具体的な漁港のイメージを抱ける人は少ない。湘南といえば、象徴的なのはビーチの光景なのだ。平塚市も同様。平塚市には小規模ながら漁港があるが、平塚市民にすら、あまり知られてはいなかった。また、戦前から工業地域でもあったため、平塚市自体と水産業のイメージはリンクしないことが多かった。

2014年に平塚市漁業協同組合直営で「平塚漁港の食堂」という一軒の飲食店が開業した。地元平塚漁港にほど近い立地で、獲れた新鮮な魚を「その日のうちに食べる」をコンセプトにしている。本来の営業時間中であっても、完売すれば閉店することもある。あっという間に行列のできる人気店となった。そして、多くの人が、平塚漁港の場所を知った。

「平塚の魚の魅力を発信する拠点となる施設」が出来ることで、平塚市の水産業のイメージが具体化したのだ。

都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

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平塚漁港の食堂

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