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「天の川」が流れるまち

七夕まつりがまちの顔に

千葉県茂原市で行われる茂原七夕まつりは千葉県では最大の祭り。千葉県内の行祭事・イベントの観光入込客数(延べ人数)第一位。3日間で81万人を集めている。同じ千葉県内の鴨川シ―ワールド(鴨川市)の年間観光入込客数(延べ人数)が86万人なので、茂原七夕まつりが、いかに大きな祭りであるかがわかる。

昭和には工業地域として栄えた茂原市は、産業の衰退などで産業面出の特徴がわかりにくい自治体になっている。そのため、茂原市はシティプロモーションにおいて、茂原七夕まつりに特化して茂原市の姿を伝えている。市役所の中には茂原七夕まつりPRコーナー「七夕館」が常設され、キャラクターも茂原七夕まつりが由来のデザイン。ついには、市内を流れる川の愛称を「天の川」にしてしまった。

徹底した集中戦略により、千葉圏外の住民を対象にしたアンケート調査でも、茂原七夕まつりの認知は高い調査結果が出ている。

都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

茂原七夕まつりPRコーナー「七夕館」

モバりんの活用。

モバりん

市の中心部を流れる「天の川」。

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