menu

地域ブランドのシンボルとなる魚市場

なぜ大船渡市は食ブランドを確立できているのか?

岩手県大船渡市にある大船渡市魚市場は、せり場や荷捌きなど衛生管理の考え方を取り入れた最新の市場施設。本来の魚市場の機能・設備に加えて、展示室、多目的ホール、大船渡湾が一望できる展望デッキ、レストラン海(かい)など観光要素を合築させた複合施設になっている。観光客の誘致をするための拠点づくりとなるとともに、次世代の水産業担い手を育成するための社会科見学を意識した展示スペースを十分に確保していることが特徴。

大船渡市は、大船渡市を「『三陸物』発祥の地」として位置づけ「食の大船渡」のブランド力を高める取り組みを推進している。ただ観光振興ビジョンの中で宣言するだけはなく、こうして中核となる施設が存在することで、大船渡市内外に具体的に伝えることが出来ている。

具体的なシンボルがあると地域ブランドは伝わりやすいのだ。

都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

DSCF5975

展示室

DSCF5955

展望デッキからの眺望

DSCF5934

最新鋭の設備が整備されている。

お電話でのお問い合わせ

03-5232-6866

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォームへ

関連記事

  1. 江戸時代と現代の新旧キャラクター

    成田観光のPRに2つのキャラクターゆるキャラとは「ゆるいマスコットキャラクター」のこと。「ゆるキ…

  2. 桜まつりにオンリーワンの独自価値を

    和船の本格的な運行が桜まつりを変えた深川桜まつりが全国各地で無数に開催されている。多くは観光協会…

  3. 地域アイデンティティを視認するアイコンを史跡から

    「足たび 学び舎のまち足利」を伝える漢字2文字栃木県足利市は、室町幕府を開いた足利氏発祥の地。八…

  4. アートでミックスする臨海部と山間部

    住宅密集地の臨海部と過疎の山間部を結ぶ方法とは?市原市は千葉県の市町村で最も大きな面積を有する自…

  5. 地域づくりはコミュニティづくり

    街づくりの集大成は神社の復活だった日本橋が変わった。平日はビジネスマンが行き交い、休日は百貨店に…

  6. モニターツアーを円滑に実施する。

    参加者を確保するだけではなく、大きな効果を生み出すモニターツアー。観光地域づくり、特産品ブランド…

  7. 交通事業者と共に伝える

    現地で実感してもらえるように人を送り込める交通広告テレビ、新聞、雑誌、ラジオといった従来型のメデ…

  8. 良き伝統を次の世代に結ぶ小江戸の人材育成

    蔵の街は市民の力で維持されてきた。埼玉県川越市は、明治時代の川越大火にも耐えた蔵が多く残っている…

PAGE TOP