信頼を何で伝えるのかが重要。
地域ブランドの信頼性を「どのように伝えるか」、地域ブランドに「どのように関心を持ってもらうか」、各地で試行錯誤が続いている。効果的な方法として、各種タイアップという手法が活用されている。人気(ブランド価値)が高いメディアが推奨する表現で発信することで、地域ブランドの信頼性を伝えることができる。また、。人気(ブランド価値)が高いメディアからの発信ということで、これまで、その地域ブランドに関心を示していただけなかった人に興味を抱いていただくきっかけづくりをすることもできる。
たとえば、日本のママ白書2017によると、雑誌「オレンジページ」は主婦の閲覧率が高く、購買行動に大きな影響を与えている。このような媒体で地域ブランド(ブランド化を進める地域産品)の情報発信を行うと、高い効果が望める。
全国各地で、人気(ブランド価値)が高い人物(シェフや料理研究家)による地域産品のレシピ開発が行われているが、開発するだけで、レシピを十分に活用できていない例も多い。雑誌「オレンジページ」の特徴は料理の専門家によるレシピ開発。雑誌「オレンジページ」の場合は、レギュラーとして本誌に登場している料理の専門家が開発したレシピを確実に記事として掲載できるため、無駄がない。雑誌「オレンジページ」とタイアップしているファミリー層向けのレストランへの期間限定メニューに取り入れることも可能となっている、
近年、雑誌やテレビ番組といってメディアとのタイアップに加えて、雑誌ブランドとタイアップし、雑誌編集部が制作する小冊子やパンフレットによる地域ブランドのプロモーションが盛んになっている。観光分野では「るるぶ特別編集版」の発行が盛んだ。地域ブランド、地域産品ブランドのプロモーションにおいても、タイアップ手法への期待は大きい。
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都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕