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ゆるキャラによる地域ブランド発信のありかた

くまモンのブレイクには理由があった。

全国各地で自治体や団体によるキャラクター(ゆるキャラ)が誕生し活躍している。その数は膨れ上がり、今や、全貌が掴めないほどになっている。ふなっしーに代表される民間によるインディーズゆるキャラも増え、地域活性のために活躍している。ゆるキャラが、地域ブランドを発信するために重視すべき点は2点ある。

1 お子さまでも書くことが出来る単純なデザイン。

要素を盛り込ませ過ぎず、複雑なデザインを回避することが必要だ。くまモンは単純な曲線で描くことが出来る。だから、お子さまをはじめとして、多くの人に覚えられ、描かれることが出来た。ゆるキャラではないが、アンパンマンが極めて単純な曲線で構成されたデザインであることは広く知られている。

2 地域ブランドを伝える役割を果たせるデザイン。

くまモンは、熊本県の「赤いけん!ウマいけん!くまもと!」という産品ブランドPRのコンセプトが明確であるがゆえにブレイクした。「美味しすぎて赤いほっぺが落ちた」というストーリー仕立てのPRキャンペーンである、くまモン「赤いほっぺ」紛失事件で広告効果6億円という成果もあげている。

まだまだ、マイナーなゆるキャラの中で、上記の2つの要素を的確に捉えたゆるキャラがいる。神栖市イメージキャラクター「カミスココくん」だ。神栖市は茨城県の最東端にあり、目立たない存在。その場所を覚えてもらうことが、地域ブランドを浸透させるための第一歩という狙いだ。この顔を見れば、誰もが神栖市の場所をココだと理解することが出来るだろう。

都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

カミスココくん

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