大きいことは良いことだ。
「大きいことは良いことだ」。千葉県勝浦市では2月から3月にかけて、地域をあげてひなまつりイベントが開催される。その名も「かつうらビッグひな祭り」。市内各所に約3万体のひな人形が飾られ、街はひな祭り一色。浜勝浦の遠見岬(とみさき)神社の60段の石段も雛壇としてひな人形が並ぶ。中でも、メイン会場の勝浦市芸術文化交流センター「Küste」は、通常は客席となる傾斜と段を全て巨大な雛壇としてしまう、まさに「ビッグひなまつり」。多くの観光客を集めている。
大きい、日本最大級、日本最長といったキーワードを人々の興味を注ぎ、メディアでの扱いも大きくなる。漁港のまちである勝浦市は、今では、ひな祭りのまちとしても知られている。
都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

勝浦市芸術文化交流センター「Küste」