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シンボルを広場に設置する。

商業施設と公園の官民連携が「七重の塔」を誕生させた。

神奈川県海老名市は東京から50km(小田急線で約1時間)、横浜から20kmのベッドタウン。相模国分寺跡等を有する歴史の街でもある。しかし、国分寺跡は当然のことながら当時の建物が残っているわけではないので、海老名市には象徴となる建築物が長く存在しなかった。また、近隣の厚木市、相模原市、町田市と比較して開発が遅れ、特徴の少ない地域となっていた。

海老名市は市制20周年を記念して、1992年に海老名のシンボル「七重の塔」を建設した。海老名中央公園に、相模国分寺の七重塔を1/3に縮小して再現したもの。海老名中央公園は海老名駅前にある。「公園は街の居間である」というコンセプトのもとに、海老名中央公園と一体になって開発された大型商業施設「ビナウォーク」が公園の四方を囲み賑わいを生み出している。「街の居間」にシンボルを建設し歴史の街としてのアイデンティティを市民で共有できるようになった海老名市は神奈川県央の核となる都市へと成長しつつある。

都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

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