menu

シンボルを広場に設置する。

商業施設と公園の官民連携が「七重の塔」を誕生させた。

神奈川県海老名市は東京から50km(小田急線で約1時間)、横浜から20kmのベッドタウン。相模国分寺跡等を有する歴史の街でもある。しかし、国分寺跡は当然のことながら当時の建物が残っているわけではないので、海老名市には象徴となる建築物が長く存在しなかった。また、近隣の厚木市、相模原市、町田市と比較して開発が遅れ、特徴の少ない地域となっていた。

海老名市は市制20周年を記念して、1992年に海老名のシンボル「七重の塔」を建設した。海老名中央公園に、相模国分寺の七重塔を1/3に縮小して再現したもの。海老名中央公園は海老名駅前にある。「公園は街の居間である」というコンセプトのもとに、海老名中央公園と一体になって開発された大型商業施設「ビナウォーク」が公園の四方を囲み賑わいを生み出している。「街の居間」にシンボルを建設し歴史の街としてのアイデンティティを市民で共有できるようになった海老名市は神奈川県央の核となる都市へと成長しつつある。

都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

お電話でのお問い合わせ

03-5232-6866

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォームへ

関連記事

  1. ナンバーワンには高いブランド価値がある

    何を約束し地域の強みを伝えるのか?「ブランドとは約束である」。約束するのであれば、より価値が高い…

  2. 肥料が創るブランド

    ブランドの由来は家畜の識別のために「焼印を押す(brand)」ことにあるといわれている。栃木県茂…

  3. 古墳時代が町の顔

    7名の町の有志の方の発案から始まった。千葉県芝山町は、人口約7,500人。日本一短い私鉄である芝…

  4. 交通媒体で伝える

    交通媒体はエリアでターゲットをセグメントできる。地域ブランドの理解浸透を深めていこうとする場合は…

  5. 技術が日本を代表する地域ブランドを支える

    宇治が日本を代表するお茶のブランドになったのは髙い技術から。近畿農政局が「食と農」に関わる体験型…

  6. 駅前のコンビニ空き店舗にみんなの店を作る

    地域産品やオリジナルメニューが地域住民を繋ぐ。JR黒田原駅前に、いかにもコンビニエンスストアであ…

  7. なぜ宇都宮市は餃子の街になったのか。

    「餃子でまちおこし」には根拠があった。餃子の本場である中国北東部に駐屯していた陸軍第14師団の本…

  8. 神社仏閣が地域の魅力を育てる

    地域のコミュニティとして寺が機能する役割とは?静岡県袋井市には徳川家康にゆかりのある寺がある。市…

PAGE TOP