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肥料が創るブランド

ブランドの由来は家畜の識別のために「焼印を押す(brand)」ことにあるといわれている。

栃木県茂木町には、オートバイレースの開催等で知られるツインリンクもてぎがある。ツインリンクもてぎの来場客が多く立ち寄るのが道の駅もてぎ。休憩や買物だけではなく、家族連れで一日中楽しめる道の駅になっている。直売所で人気なのが「美土里(みどり)野菜」。町内の生産者が育てた野菜だ。だが、「美土里(みどり)野菜」は、ただ地元で栽培された商品ではない。茂木町リサイクルセンターで作られた有機質堆肥(美土里たい肥)で栽培された有機栽培野菜なのだ。「美土里野菜」には、美土里たい肥を一定量以上使って栽培されたことを証明する「美土里シール」が貼られている。

美土里たい肥は生ごみ、牛糞、落ち葉、おがこ、もみがらの5種類の原料を、約3ケ月間のスクリュー攪拌発酵することによって製造される、臭いがほとんど無くサラサラした真っ黒で良質なたい肥。茂木町は、茂木町有機物リサイクルセンター「美土里(みどり)館」で生産している。行政が堆肥の生産をすることからスタートして地域産品ブランドを生み出した。

「美土里野菜」に貼られる「美土里シール」には、他の野菜との違いを認識させる正真正銘のブランドが確立している。

都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

直売所の入口付近で販売されている美土里たい肥。

シールにも「美土里たい肥」の文字。

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