menu

「天の川」が流れるまち

七夕まつりがまちの顔に

千葉県茂原市で行われる茂原七夕まつりは千葉県では最大の祭り。千葉県内の行祭事・イベントの観光入込客数(延べ人数)第一位。3日間で81万人を集めている。同じ千葉県内の鴨川シ―ワールド(鴨川市)の年間観光入込客数(延べ人数)が86万人なので、茂原七夕まつりが、いかに大きな祭りであるかがわかる。

昭和には工業地域として栄えた茂原市は、産業の衰退などで産業面出の特徴がわかりにくい自治体になっている。そのため、茂原市はシティプロモーションにおいて、茂原七夕まつりに特化して茂原市の姿を伝えている。市役所の中には茂原七夕まつりPRコーナー「七夕館」が常設され、キャラクターも茂原七夕まつりが由来のデザイン。ついには、市内を流れる川の愛称を「天の川」にしてしまった。

徹底した集中戦略により、千葉圏外の住民を対象にしたアンケート調査でも、茂原七夕まつりの認知は高い調査結果が出ている。

都市農村交流課 プロデューサー 石井和裕

茂原七夕まつりPRコーナー「七夕館」

モバりんの活用。

モバりん

市の中心部を流れる「天の川」。

学校の壁画

お電話でのお問い合わせ

03-5232-6866

WEBからのお問い合わせ

お問い合わせフォームへ

関連記事

  1. 田園風景をブランドにする

    自然豊かな田園風景が広がる景観を地域の価値に。川島町は、埼玉県のほぼ中央に位置する田園風景が広が…

  2. クリスマスイルミネーションで地域を表現

    富士山は誰のものかを主張「富士山論争」というものがある。山梨県が「富士の国」を自称し、静岡県は「…

  3. 東京スカイツリーで観光プロモーション

    観光客が集まる場所で観光プロモーションを実施する。東京スカイツリーでは「日本に元気を発信したい」…

  4. 下町から学べる「地域の誇り」と「住んでよし訪れてよし」

    自分の住む町会の名前を背負って歩く深川地区の人々観光庁は「観光地域づくり」の理念を「住んでよし、…

  5. 交通事業者と共に伝える

    現地で実感してもらえるように人を送り込める交通広告テレビ、新聞、雑誌、ラジオといった従来型のメデ…

  6. 古墳時代が町の顔

    7名の町の有志の方の発案から始まった。千葉県芝山町は、人口約7,500人。日本一短い私鉄である芝…

  7. 地域ブランドをどのようにして感じてもらうか

    ブランド認定シールだけが伝える方法ではない。値域ブランドを伝える方法は沢山ある。地域産品に認…

  8. ナンバーワンには高いブランド価値がある

    何を約束し地域の強みを伝えるのか?「ブランドとは約束である」。約束するのであれば、より価値が高い…

PAGE TOP